室山 哲也 (むろやま てつや)
テクノロジー、生命・脳科学、地球環境問題、宇宙開発など、「人類と科学技術文明」をテーマに論説を行い、子供向け科学番組「科学大好き土よう塾」(教育テレビ)の塾長として科学教育にも尽力。
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ジャンル
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主な講演テーマ
”今から学べる”生成AIとこれからの可能性
技術革新が急速に進み、AIが注目される中、チャットGPTなどの生成AIの出現により、AIの利用が一般化しましたが、課題や注意点も存在します。現在のAIの可能性や基礎知識を解説。
自然言語処理と大規模言語モデル、チャットGPTの事例、AIの役割や表現パターン、仕事への影響、人間の意思との関係など、AI技術に関する深い知見を提供します。
生成AIの衝撃!人工知能時代の税理士像とは?
税金にかかわる広範な業務を行う税理士業務にも、AIの波が押し寄せています。今後AIなどのテクノロジーの進歩で、既存業務の5割が消滅するともわれています。AIは今後、どこまで進化していくのか?税理士は、今後AIにどのように向き合っていけばいいのでしょうか?AI研究の最前線の動きをお伝えしつつ、人間の脳とAIの違いなどの視点も交えながら、人工知能時代の生き方の処方箋について、お話しします。
人生100年!シニアが輝く人工知能社会とは?
保守的で、頭が固く、時代の流れについていけない‥。
そんな高齢者のイメージが、「デジタル技術」の進歩によってくつがえされ始めています。例えば、最近注目されている、Chat GPT(チャットGPT)などの生成AIは、むしろ人生経験と語彙力が豊富な高齢者にこそ適していることがわかってきました。また、脳や体の機能を支えるデジタルサイボーグ技術によって、社会的に活躍する高齢者の可能性も拡大しています。今や、最先端のデジタル技術は、高齢者の人生を輝かせる魔法の技術とも言えるのです。デジタル時代のシニアの生き方、社会の在り方とは何かについて、実例を交えながら、ご一緒に考えたいと思います。
クルマの未来と社会の行方
テスラ(米国)やBYD(中国)のEVが世界を席巻する中、日本の自動車産業に激震が走っています。背景には、「カーボンニュートラル」と「AIによる自動運転」の、巨大な流れがあり、対応を誤れば、産業自体の浮沈にすらかかわると言われています。また、CASE(ネット化、自動化、シェア、電動化)の言葉が示すように、クルマは今後、社会を大きく変えていく重要要素となります。クルマは今後、どのように進化していくのでしょうか?私達の社会はどのような姿になっていくのでしょうか?
脳と心の不思議な関係
AI時代に突入した今、「人間とは何か」という問いが重要です。人間は「生き物」、AIは「死に物」。生物としての人間の脳の仕組みを知れば、AIに向き合い、最強のコンビとなっていくことが出来ます。脳の五感(見る、聞く、触る、味わう、嗅ぐ)や、創造力や直観力、無意識のメカニズムなど、人間の脳の仕組みはどうなっているのでしょうか?「脳と心の不思議な世界」を、最新科学の成果と実例を織り交ぜながらお話していきます。
ロボットと人間の不思議な世界
人間は、道具を作ることでテクノロジー文明をつくり上げてきました。ロボットはその最先端の創造物です。そして今、ヒューマノイド、アンドロイドなど「人間に酷似した」ロボットまで出現し、私達の生活の場に入ってこようとしています。一方で、誤作動やテロによる危機管理の問題や、雇用を奪う問題など、様々な課題も指摘されています。私たちは今後、どのようにロボットに向き合っていけばいいのでしょうか?人体とロボットが融合する「サイボーグ技術」などの、最新映像も交え、現状と課題をわかりやすくお話しします。
DX時代到来!人工知能にどう向き合うか
人工知能はDX推進の中核技術です。産業、医療、交通など、社会全体を根本から変化させていきます。しかし、一方で、雇用を奪うなど、負の側面も指摘されています。人工知能は社会をどう変えるのでしょうか?私たちは人工知能とどのように向き合っていけばいいのでしょうか?教育はどうあるべきなのでしょうか?DX社会の未来の姿と、人工知能の現状と課題について、最新科学情報を交えながらお話しします。
進む交通のDX!自動運転の光と影
自動運転が急速に進化しています。自動運転のレベルは1から5まで。最近レベル3の車も発売され、条件付きではありますが、無人運転が可能なものも出てきました。自動運転はCASE(情報の融合、自動化、シェア経済、電動化)と相まって、社会に革命を起こす重要技術です。しかし一方で、「事故責任の所在」など、法的課題などへの取り組みの遅れなどの課題も山積しています。自動車の進化は、社会に何をもたらすのか?最新情報を交え、現状と課題、未来社会のありようについてお話します。(室山は政府の自動運転審議会の委員でもあります)
気候危機と脱炭素社会の行方
地球温暖化による気候変動は、ますます深刻化し、世界を大きく揺れ動かしています。今や環境災害が、世界の経済活動や、国際政治にも暗い影を落としはじめています。私たちはこの問題に、どのように向き合い、脱炭素を実現していけばいいのでしょうか?最新の科学的成果も盛り込みながらわかりやすくお話しします。
カーボンニュートラルへの処方箋
2050年の温室効果ガス排出実質ゼロ目指し、世界は大きく変化しています。これからのエネルギー政策は、環境と経済発展を同時に実現する必要があります。その中心にあるのが再生可能エネルギーです。今後は、再生可能エネルギーと最先端の科学技術を融合させ、効率的なエネルギーシステムを実現し、成長戦略にもつなげながら、健全な循環型社会を作っていかなければなりません。私たちは、どのようにエネルギーと向き合い、カーボンニュートラル社会を作っていけばいいのか?最新情報を織り交ぜて、わかりやすくお話しします。
みんな違ってみんなイイ!
現代ほど「ダイバーシティ(多様性)」が重要な時代はありません。新しい文明が異質な文明の交差点で生まれる(トインビー)ように、異文化と向き合い、新しい価値を作れる子供や青少年が育っていく必要があります。私の娘(自閉症)を育てた経験も織り交ぜながら、多様な社会をどう作っていくのか、脳科学、進化生物学などの最新研究を元にお話します。
人工知能、ロボット社会にどう向き合うか
AI(人工知能)が社会に革命を起こしつつある。産業、経済、文化、あるいは自動運転によって交通や流通社会が激変しつつある。そしてロボットと融合し、本当の鉄腕アトムが実現しつつある。AIとは何か?AIで何が変わるのか?私たちはAIとともに、どのような社会をつくっていけばいいのか?
人間の脳科学の最新成果も手掛かりにしながら、AIにどのように向き合っていけばいいかをお話します。
生成AIの衝撃!人工知能時代をどう生きるか
脳科学から見た社会、そして人生
22世紀型人類になろう
どうつくる?持続可能な社会~新型コロナ感染症(COVID-19)とSDGs~
SDGs(持続可能な開発目標)が注目されています。新型コロナ感染症(COVID-19)、気候変動、エネルギー問題、食糧問題など・・。人類社会は「持続可能な成長」の重要性に直面しています。急激な人口爆発と無計画な開発で、人類はすでに地球1.7個分の生活をしており、もし全員がアメリカ並みの生活をすると地球が5個必要との報告もあります。地球1個分で、豊かで質の高い生活をするにはどうすればいいのでしょうか?新興感染症、環境問題やエネルギー問題の現状を踏まえて、どのような社会を実現すればいいのか?最新の科学的データも踏まえながら、わかりやすくお話しします。
講演料
応相談
プロフィール
昭和51年NHK入局。「ウルトラアイ」「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」などの科学番組チーフプロデューサー、NHK解説主幹の後、2018年10月定年。
テクノロジー、生命・脳科学、地球環境問題、宇宙開発など、「人類と科学技術文明」をテーマに論説を行い、子供向け科学番組「科学大好き土よう塾」(教育テレビ)の塾長として科学教育にも尽力。
モンテカルロ・テレビ祭ゴールデンニンフ賞・シルバーニンフ賞・レーニエ3世賞・放送文化基金賞・上海国際映像祭撮影賞・科学技術映像祭科学技術長官賞・橋田壽賀子賞ほか多数受賞。
NHK解説委員、大正大学客員教授を務め、現在は、日本科学技術ジャーナリスト会会長。東京都市大学特別教授。